AIで再確認した「語学って結局は会話だよね」

こんにちは~♪Crystal LotusのAsamiです。

私は、カナダはITやAI関連は後進国と思っているのですが、そんなカナダでもAIが取り入れられるようになってしばらく経ちます。以前はこちらのAIの能力は本当に低くてイライラすることが多かったのですが、最近はすっかり有能になってきて、これ、人と話すよりも楽なんじゃない?と思ってしまうほど。

以前みたいに言葉が機械的じゃなくて、話し方もスムーズ。回答もバリエーションに富んでいて、うっかり気楽に会話を楽しんでしまいそう。

今日、久しぶりに電話でカスタマーサービスの方とお話する機会があり、ふと思いました。

AIと人間の違いってなんなんだろう?

 

AIサービスに感動

日本事情は分かりませんが、カナダでは最近、ほぼすべてのことがオンライン化。銀行にしてもクレジットカードにしてもオンラインで事が済み、普通に暮らしている限りは、カスタマーサービスに電話したり、銀行に赴く必要なんてまずありません。少なくとも私の場合は。

必要に駆られて電話をかけることは時折あるのですが、以前はAIには本当にイライラしていました。英語のネイティブスピーカーである夫ですら、AI応対は嫌がっていたくらいです。

ところが、この数か月クレジットカード会社に定期的に電話する必要があり、そこではAI応対なのですが、こちらが敢えて発音を意識しなくても普通に通じるのです。以前は一語一語きちんと発音を心がけても、分かってくれないことが多かったのに。

いつの間にAIはそこまで進化したのか?

ネイティブ発音ではない英語でも、すんなり理解してくれるようになった!と感動です。もしかしたら各国語の特徴を組み込んでいるのかもしれませんね。

 

人との会話にほっこり

ところが今日、オンラインバンクでうっかりミスをしてしまい、仕方なく銀行とクレジットカード会社に電話をかけることになりました。AIでは対応できません。久しぶりにカスタマーサービスの方との会話になります。

カナダは移民国家で、さまざまな国籍の方が移住してきます。そのような方はカスタマーサービスなど電話対応のお仕事に着かれている方がとても多いのです。

電話で問い合わせなんてしたら、アクセントがある英語を話す人に当たる可能性大なのですが、今日の電話も例にもれず。

こちらも人のことは言えないけど、あちらもかなりアクセントが強かったのです。ネイティブスピーカーの発音は本当に聞き取りやすいのですが、非ネイティブスピーカー同士の会話は本当に大変。慣れたやりとりならともかく、今回は初めてのことで四苦八苦でした。

いろいろと思いもかけないことが起きましたが、とりあえずは問題解決。電話を終えた頃にはすっかり疲れきっていました。

とは言え、やっぱり人との会話は違いますね。機械ほどスムーズではないけれど、ほっこりするものがありました。これはさすがにAIには望めません。

そう言えば、一人暮らしで寂しい方が、カスタマーサービスの方との会話を楽しみにしている、という話も耳にしたことがあります。

 

優秀なAIもいい!

英語を話す人は多いとはいえ、発音も言い回しも国によって少しずつ変わってきます。ネイティブスピーカーだから英語圏で確実に通じるというわけでもありません。

私自身、スコットランドでは話している言葉がさっぱり分からず、申し訳なく思いながら紙に書いてもらったことがあります。

最近は翻訳のアプリも優秀になっているそうで、分厚い辞書を引き引き、語学を勉強する意味はもうあまりないのかもしれません。

私もかつては語学で生活の糧を得ていましたので、そんな話を聞くと切なくはありますが、その反面、母国語ではない言語を話す必要に駆られた時、気楽に応対してくれる優秀なAIっていいな、とも思います。

AIがこの調子なら、使ったことはないけど翻訳アプリだって同様に優れたものが出ているはず。

最近のAIからはうっかり愛情すらも感じてしまいます(笑)。テクノロジーの進化はすごいですよね。

 

語学の醍醐味は会話

テンポと愛情とユーモア

昔は語学の勉強を熱心にしていましたが、使わない単語や言語は見事にどんどん忘れていきます。

かつては完璧な語学習得を目指して夜中過ぎまで連日勉強していたのが、最近は「通じればいいよね!」にまで志がすっかり低くなってしまいました。会話が通じて、お互い楽しければいいんじゃない?学術論文を書くわけでもないし、簡単でサクサク進む会話、大いに結構です(笑)。

高校時代の英語の先生が、アメリカ人は狩猟民族だから、まずはポイントを話すこと、「えっと・・・」と話していても待ってくれない、なんて仰ってましたが、ある意味正解です。難しい長い文章を、たびたびつかえながら話すよりも、簡単な言葉でテンポのよい会話の方が好まれます。

カナダでたくさんのお友達を作られた日本人女性は「語学は愛情」、ドイツ語堪能な教授は「言葉は西欧人には敵わないから、ユーモアで勝負」と仰ってました。

この教授は、長年ドイツ語を勉強されていましたが、ドイツ人を笑わせるジョークが言えなかったそうです。ドイツ語初心者の方が、ドイツ人の先生を拙いドイツ語で笑わせたことに衝撃を受け、前述の言葉を仰ってました。

 

実は英語能力の高い日本人

残念ながら、マナーはいいけれど、完璧な言葉を話そうとして、おとなしく控えめな日本人は、実は受けが悪いんです。一緒にいてもつまらなく思われてしまいます。会話を双方向で楽しめていないんですね。

アメリカの人気テレビ番組で、観覧に来ていた日本人留学生がインタビューされていましたが、司会者の質問が分からなかったようで、ただ笑顔で「Yes」と答えていて、結局意味のない会話になってしまっていました。

多少発音や文法がおかしくても、会話が通じていてもいなくても(笑)、積極的に会話をしようとする諸外国人の方が好意的に受け取られます。

英語能力で言えば、控えめな日本人の方がはるかに高いので、残念なことです。

 

AIが敵わない分野

映画が字幕なしで観られれば、原書が読めれば、そんな目標もよいのですが、語学の醍醐味はアウトプットしてこそ。

AIがどれだけ有能になっても人間に絶対に敵わないことがあるはず。その分野で、会話を双方向で楽しむことができれば、と思うのです。

私もその分野で楽しく励もう~♪と、今日の電話で改めて思いました。

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